夏の大手賞与最高99万円 4年連続増
2025.07.04
正直、中小企業としては困りますよね。。。賃金の維持も大変だというのにボーナス増えてるなんて言われると
自社の従業員にどんな顔していいのか。。。
経団連が3日発表した大手企業の今年夏の賞与・一時金(ボーナス)に関する第1回集計によると、組合員の平均妥結額が現行の集計方式を始めた1981年以降で過去最高の99万848円だった。昨年夏に比べ4・37%増え、大台の100万円に迫った。増加は4年連続。
2025年春闘で定期昇給やベースアップ(ベア)を含む大手企業の月給の賃上げ率が平均5%を超える高水準となった流れを引き継いだ。ただ、大手に比べて中小企業は出遅れていると指摘される。米関税政策が企業業績を下押しする懸念もあり、賃上げの勢いが続くかどうか予断を許さない。
内訳は製造業が4・49%増の103万5889円、非製造業が3・76%増の85万7602円だった。
第1回集計では18業種の107社について昨年夏と比較。13業種で増加し、業種別では化学の伸び率が28・99%と最も高く、造船(11・01%増)や非鉄・金属(10・80%増)が続いた。一方、減少は鉄鋼(7・00%減)、運輸(2・24%減)、自動車(2・03%減)などの5業種だった。
調査は従業員500人以上の22業種244社が対象で、最終集計は8月上旬に公表する予定。
(共同通信社)